🗞️ 夕のまとめ2026年2月15日8分で読める

2026年2月15日 夕刊AIダイジェスト

Spotifyエンジニアが12月からコードを書いていない衝撃事実。Google Conductor AIに自動レビュー機能。Seedance 2.0がハリウッドと著作権紛争。

今日午後のAIソロビルダー向けニュースをお届けします。

🏁 重要ニュースランキング

順位 ニュース スコア Tier
1 Spotifyエンジニア「12月からコード書いていない」— AI革命の実態 23 S
2 Google Conductor AIに自動コードレビュー機能追加 23 S
3 Seedance 2.0がハリウッドと全面対立 — 著作権問題の新局面 22 A
4 Amazon Kiro vs Claude Code: 1500人のエンジニアが社内ツールに反発(ToI 21 A
5 Adapt $10Mシード調達 — ビジネス向けAIコンピュータ構築(AI Journal 21 A
6 Cohere $240M ARR達成・IPO準備(StartupNews 18 B
7 Alibaba RynnBrain ロボティクスAI発表(CNBC 18 B
8 DeepSeek V4 2月中旬リリース見込み(FutuNN 17 B
9 Kuaishou Kling 3.0 15秒動画生成・多言語対応(CNBC 17 B
10 India AI Impact Summit: Sam Altman, Sundar Pichai参加(News18 16 B

🔥 Top 3 ピックアップ

1. Spotifyエンジニア「12月からコード書いていない」— AI革命の実態

出典: Fortune — 2026-02-13

Spotifyの共同CEO Gustav Söderströmが決算発表で衝撃的な事実を明かした。同社のトップエンジニアは12月以降、一行もコードを書いていない。Claude Codeを活用し、通勤中にSlack経由でバグ修正や機能追加を指示、出社前に本番マージが完了する体制を構築。2025年は50以上の新機能をこのワークフローで出荷した。

一方で、ベテランエンジニアのSteve Yeggeは「AI Vampire」と題したブログでAIツールによるバーンアウトを警告。10倍の生産性は10倍の仕事量につながり、同僚はオフィスに仮眠ポッドの設置を検討しているという。

ソロビルダーへの影響:

  • Claude Code経由のリモート開発は実用段階に到達
  • 生産性向上の裏にある「過労リスク」を認識する必要あり
  • 「コードを書く」から「AIを指揮する」への転換期

2. Google Conductor AIに自動コードレビュー機能追加

出典: Google Developers Blog — 2026-02-12

GoogleのGemini CLI拡張「Conductor」に自動レビュー機能が追加された。コード生成→検証→マージの一連の流れをAIが担当し、セキュリティ脆弱性の自動検出(ハードコードされたAPIキー、PII漏洩、インジェクション攻撃リスクなど)を実行する。

特筆すべきはplan.mdspec.mdとの整合性チェック機能。生成されたコードが当初の計画に沿っているかを自動検証し、長期的なコード品質維持に貢献する。

ソロビルダーへの影響:

  • 一人開発でも「レビュアー」を持てる
  • セキュリティチェックの自動化で見落とし防止
  • Gemini CLIユーザーは今日から利用可能

3. Seedance 2.0がハリウッドと全面対立 — 著作権問題の新局面

出典: TechCrunch — 2026-02-14

ByteDanceのAI動画生成ツール「Seedance 2.0」が業界を揺るがしている。たった2行のプロンプトでトム・クルーズ vs ブラッド・ピットの格闘シーンを生成できるデモが拡散し、「Deadpool」脚本家のRhett Reeseは「僕らにとっては終わりかもしれない」とコメント。

Motion Picture Association(MPA)のCEOは「著作権侵害を直ちに停止せよ」と声明。ディズニーはスパイダーマン、ダース・ベイダー、ベビーヨーダの無断使用を理由にByteDanceへ法的対応を開始。一方、CapCutへのグローバル展開も予定されており、クリエイターツールとしての普及は止まらない見込み。

ソロビルダーへの影響:

  • 動画生成AIの品質が急速に向上
  • 著作権リスクを理解した上での活用が必要
  • CapCut経由で今後グローバル利用可能に

📅 明日への展望

今週は「AIが仕事を変える」リアルな事例が相次いだ。Spotifyの「コードを書かないエンジニア」は象徴的だが、バーンアウトの警告も同時に浮上。AI活用の効率化と人間の健康のバランスが2026年の重要テーマになりそうだ。

中国勢の動きも激しく、Seedance 2.0・RynnBrain・Kling 3.0と主要分野で新モデルが登場。DeepSeek V4のリリースも控え、競争は一層激化する。