🧠 AI開発ナレッジ2026年2月21日10分で読める

Figmaプラグイン完全ガイド:Blocksだけじゃない、ソロビルダーのUI設計を加速する16選

Blocksをきっかけに調査したFigmaプラグインをカテゴリ別に紹介。ワイヤーフレーム、AI生成、コンテンツ、アイコン、Design-to-Code、ファイル整理まで。 ソロビルダーのUI設計ワークフローを劇的に効率化するプラグイン16個を厳選

Figmaプラグイン完全ガイド:Blocksライクな効率化ツール16選

「Blocksっていうプラグインを使うと超はかどる」—この一言から調査を始めた。

調べてみると、Blocksのように**「ドラッグ&ドロップでUIのイメージを膨らませる」**プラグインは他にもあった。そして、ソロビルダーのUI設計ワークフローを加速するプラグインは、ワイヤーフレームだけでなく、AI生成、コンテンツ、アイコン、Design-to-Codeまで多岐にわたる。

この記事では、実際にワークフローを効率化する16個のプラグインをカテゴリ別に紹介する。


🧱 ワイヤーフレーム系(Blocksライク)

UIのイメージを素早く形にしたいとき、最も役立つカテゴリ。

1. Blocks — チームのワイヤーフレームツール

公式: blocks.pm / Figma Community

Blocks — ドラッグ&ドロップでコンポーネントを配置 出典: blocks.pm

特徴 詳細
コンポーネント数 約50種類
操作 ドラッグ&ドロップ
カスタマイズ リサイズ、日付設定、アイコン切替、状態変更

なぜ良いか:

  • スマートコンポーネント—リサイズや状態変更が直感的
  • Lo-fi → Hi-fiを同じツール内で—Figmaから離れる必要がない
  • チームコラボレーション—PMもデザイナーも同じ場所で議論

Aircall、Front、Spendesk、Yousignなど、40+のSaaSプロダクトがBlocksでプロトタイプを作成したとのこと。

ソロビルダー向け: アイデアを素早くビジュアル化したいときに最適。「何を作りたいかまだ固まってない」段階でも使える。


2. Wireframe — 350+のグラフィックで即座にプロトタイプ

公式: Figma Community

特徴 詳細
グラフィック数 350+
対応デバイス Web、モバイル
スキル要件 不要

なぜ良いか:

  • ドラッグ&ドロップだけ—追加キットやファイル不要
  • ユーザーフロー作成にも対応
  • 無料で十分な機能

ソロビルダー向け: Blocksより多いコンポーネント数。網羅性を重視するならこちら。


3. Ink Wireframe — 700+バリエーションで高速イテレーション

公式: Figma Community

特徴 詳細
バリエーション数 700+
学習曲線 ほぼゼロ
強み 高速プロトタイピング

なぜ良いか:

  • 多彩なバリエーション—デザインの方向性を素早く探索
  • PMにも使いやすい—技術的な知識不要
  • 大規模プロジェクトのアクセラレーター

4. Hand Wireframe — 手書き風に変換

公式: Figma Community

用途: 作成したデザインを手書き風スケッチに変換。ワークショップやプレゼンで「これはまだ確定じゃない」と伝えたいときに有効。構造とUXにフォーカスさせる効果がある。


5. Wire Box — Hi-fiをLo-fiに戻す

公式: Figma Community

用途: 完成度の高いデザインをワンクリックでワイヤーフレームに変換。デザインシステムで高速にHi-fiを作れる時代だからこそ、UXの議論に戻りたいときに使える。


🤖 AI生成系

プロンプトやスケッチからUIを生成。アイデア段階の加速に。

6. UX Pilot — テキストからUI生成 + 予測ヒートマップ

公式: Figma Community

特徴 詳細
入力 テキストプロンプト or 参照画像
出力 ワイヤーフレーム、Hi-fiスクリーン、ユーザーフロー
特徴 予測アテンションマップ

なぜ良いか:

  • 「モバイルの旅行予約フロー、マップとフィルター付き」と書くだけでスクリーン生成
  • 予測ヒートマップ—ユーザーがどこを見るか、テスト前にわかる
  • レイヤー付きでエクスポート可能

ソロビルダー向け: 「ゼロからのレイアウト探索」を数秒に短縮。


7. Relume — サイトマップからワイヤーフレーム自動生成

公式: Figma Community

特徴 詳細
入力 ページ構造の自然言語記述
出力 ワイヤーフレーム(コンテンツ階層付き)
連携 Webflow直接エクスポート

なぜ良いか:

  • 3ステップを1つに圧縮—ワイヤーフレーム → 実装の間を埋める
  • マーケティングサイトに特化

ソロビルダー向け: LP・マーケティングサイトを高速で作りたいときに。


8. Uizard — スケッチ/スクリーンショットをFigmaに変換

公式: Figma Community

用途: ホワイトボードの写真やナプキンスケッチを撮影 → 編集可能なFigmaレイヤーに変換。2024年にMiroが買収。


📝 コンテンツ/データ系

リアルなダミーデータで、デザインをより実践的に。

9. Content Reel — リアルな名前・住所・アバターで埋める

公式: Figma Community

なぜ良いか:

  • 名前、住所、日付、アバターをランダム生成
  • 「Lorem ipsum」問題を解決—実際のデータ長でレイアウトをテスト
  • カスタムコンテンツセットも追加可能

10. Unsplash — 高品質ストック写真を直接挿入

公式: Figma Community

なぜ良いか:

  • 検索 → 選択 → 挿入がFigma内で完結
  • 商用利用OK(Unsplashライセンス)
  • ダウンロード・リサイズ不要

11. Google Sheets Sync — スプレッドシートからデータ同期

公式: Figma Community

用途: ダッシュボードのモックアップに実データを入れたいとき。列をレイヤーにマッピングして同期。クライアントプレゼンで「これは実際の数字です」と言える。


🎨 アイコン系

一貫したアイコンセットを素早く。

12. Iconify — 275,000+アイコンを一括検索

公式: Figma Community

特徴 詳細
アイコン数 275,000+
セット数 150+
形式 編集可能なSVG

なぜ良いか:

  • Material Design、Heroicons、Lucide、Tabler、Phosphorなど全部入り
  • 「calendar」で検索すれば全セットから一覧
  • ZIPダウンロード不要

13. Phosphor Icons — 6ウェイト × 1,500アイコン

公式: Figma Community

なぜ良いか:

  • Thin / Light / Regular / Bold / Fill / Duotone—タイポグラフィに合わせてウェイトを選べる
  • 一貫したデザインシステムを作りやすい
  • Duotoneスタイルが独特で差別化に使える

💻 Design-to-Code系

Figmaから直接コードへ。開発者との橋渡し。

14. Builder IO — マルチフレームワーク対応コード出力

公式: Figma Community

対応フレームワーク React, Vue, Svelte, Angular, HTML/CSS
スタイリング Tailwind, CSS Modules, Styled Components
機能 自動レスポンシブ、コンポーネントマッピング

注意点: Figmaファイルの構造(Auto Layout、コンポーネント使用)に依存。きれいに作っていないと出力が崩れる。


15. Anima — インタラクションをコード化

公式: Figma Community

なぜ良いか:

  • ホバー、クリック、バリアントをReactコードとして出力
  • マルチスクリーンフローのナビゲーションも保持
  • PlaygroundでプレビューしてからExport

🧹 ファイル整理系

Figmaファイルが重くなる前に。

16. Rename It — バッチリネーム

公式: Figma Community

用途: 「Frame 847」が100個あるファイルを一括リネーム。連番、検索置換、正規表現対応。30分の手動作業を30秒に。


17. Cleaner — 不要レイヤー削除

公式: Figma Community

用途: 非表示レイヤー、空グループ、使われていない要素をスキャンして一括削除。大きなチームファイルで必須。


🎯 ソロビルダー向けおすすめスタック

全部入れる必要はない。 用途に応じて選ぼう。

アイデア段階を加速したい

プラグイン 用途
Blocks or Wireframe ワイヤーフレーム高速作成
UX Pilot AIでレイアウト探索
Content Reel リアルなダミーデータ

LP/マーケサイトを素早く作りたい

プラグイン 用途
Relume サイトマップ → ワイヤーフレーム
Unsplash 画像挿入
Builder IO or Anima コード出力

デザインシステムを整備したい

プラグイン 用途
Iconify or Phosphor アイコン統一
Rename It レイヤー整理
Cleaner ファイル軽量化

まとめ

Blocksをきっかけに調査したが、Figmaプラグインのエコシステムは想像以上に充実していた。

特に印象的だったのは:

  1. Blocks / Wireframe / Ink Wireframe — ドラッグ&ドロップでワイヤーフレーム。Blocksはスマートコンポーネントが秀逸
  2. UX Pilot — AI生成だけでなく、予測ヒートマップでユーザー視点まで
  3. Iconify — 275,000アイコンを一括検索。もうZIPダウンロードは不要
  4. Content Reel — Lorem ipsumではなく、リアルなデータでレイアウトテスト

ソロビルダーにとって、これらのプラグインは**「デザイナーを雇わなくても、プロ品質のUI設計プロセスを回せる」**ことを意味する。

まずはBlocksから試してみて、足りないところを補うプラグインを追加していくのが良いだろう。


参考リンク


Figmaプラグインは「入れすぎ」に注意。1つずつ試して、本当に使うものだけ残そう。