概要
前GitHub CEOのThomas Dohmkeが新スタートアップ「Entire」で記録的な60MillionドルのシードラウンドV調達を完了した。評価額は300Millionドルで、開発者ツール領域でのシード最大規模となる。
出典: TechCrunch — 2026-02-10
詳細
Felicis Venturesがリード投資家となり、Madrona Venture Group、Microsoft M12ファンド、Basis Set Venturesが参加。Yahoo共同創業者のJerry Yangも個人投資家として参加している。
Entireは「AI-native」な開発ツールインフラの構築を目指している。従来のGitワークフロー(Issues、Pull Request、デプロイ)は人間開発者向けに設計されており、AI生成コードの大量処理には不適切だとDohmke氏は指摘する。
同社は既にCheckpointsというオープンソースCLIツールを公開。現在はClaude CodeとGemini CLIに対応し、AIコーディングアシスタントのプロンプト、トランスクリプト、実行トレースをコード変更と一緒に保存する機能を提供している。
ポイント
- シード最大規模60Mドル調達、評価額300Mドル
- AI生成コード専用インフラの新設計
- Checkpointsオープンソースツール提供開始
- 15名のリモートチームから30名超へ拡大予定
ソロビルダーへの示唆
Dohmke氏が指摘する「レビューボトルネック」問題は多くのソロビルダーも経験している。AI生成コードの品質と透明性を向上させるCheckpointsツールは今すぐ試用可能で、Claude CodeやGemini CLIユーザーなら即座に恩恵を受けられる。
将来的にはGit-compatible データベース、セマンティック推論レイヤー、AI-native UIという3層構造で、従来の開発ワークフローを根本的に改善する可能性がある。
NVA評価
| 軸 | スコア | 理由 |
|---|---|---|
| Newsworthiness | 5/5 | GitHub元CEO退任後初の大型調達、シード最大級の話題性 |
| Value | 5/5 | AI生成コード管理の根本的問題解決、開発者の痛み点に直接対応 |
| Actionability | 4/5 | Checkpoints OSS公開済み、Claude Code/Gemini CLIで即試用可 |
| Credibility | 5/5 | TechCrunch一次ソース、複数著名VCが参加 |
| Timeliness | 4/5 | 2日前発表、AI開発ツール競争激化のタイムリーさ |
| 合計 | 23/25 | Tier S |