📊 ソロビルダー事例2026年2月15日10分で読める

AI×ノーコードで2週間MVP — 非エンジニアがプロダクトを作った全記録

プログラミング経験ゼロの元営業マンが、AI×ノーコードツールを駆使して2週間でMVPを完成させた実録。使ったツール、ぶつかった壁、学んだことを包み隠さず公開。

AI×ノーコードで2週間MVP

「プログラミングを学んでからプロダクトを作ろう」

そう思って3年間、結局何も作れませんでした。

でも今、私は動くプロダクトを持っています。AIとノーコードツールのおかげです。元営業マン・プログラミング経験ゼロの私が、どうやって2週間でMVPを完成させたか、全記録を公開します。

私のスペック

  • 前職: SaaS企業の法人営業(5年)
  • プログラミング: HTML/CSSをProgateで触った程度
  • 作りたいもの: 営業チーム向けの日報共有ツール

なぜ「作る側」になりたかったか

営業時代、毎日使っていたツールに不満がありました。でも機能要望を出しても「検討します」で終わり。

「自分で作れば、自分の欲しいものが作れる」

シンプルな動機でした。

使ったツールスタック

カテゴリ ツール 役割
UI生成 Bolt.new 画面デザイン→コード生成
バックエンド Supabase データベース・認証
AI補助 ChatGPT / Claude コード説明・デバッグ
ホスティング Vercel デプロイ
補助 Lovable 一部画面の生成

2週間のタイムライン

Day 1-2: アイデア整理

やったこと:

  • 作りたいものを紙に書き出す
  • 競合サービスを10個調査
  • 必須機能3つに絞る

学び: 「全部入り」を作ろうとすると永遠に終わらない。最初は3機能だけ。

Day 3-5: Bolt.newで画面生成

プロンプト例:

営業日報アプリを作って。
- ログイン画面
- 日報入力フォーム(訪問先、内容、次のアクション)
- チームの日報一覧(今日の日報がカードで並ぶ)
- モダンでミニマルなデザイン

結果: 基本的な画面が30分で生成。「え、これで動くの?」という驚き。

ぶつかった壁:

  • 生成されたコードの意味がわからない
  • カスタマイズ方法がわからない
  • Supabaseとの接続方法がわからない

Day 6-8: AIに質問しまくる

ChatGPTへの質問例:

Bolt.newで生成されたNext.jsのコードがあります。
これにSupabaseを接続したいのですが、
初心者向けに手順を教えてください。

Claude への質問例:

このエラーメッセージの意味と、
修正方法を教えてください:
[エラーメッセージをコピペ]

学び:

  • AIは「質問の仕方」で回答の質が変わる
  • 「初心者向けに」「ステップバイステップで」と付けると親切な回答が来る
  • エラーはそのままコピペすれば解決策を教えてくれる

Day 9-11: Supabase接続

やったこと:

  1. Supabaseプロジェクト作成
  2. テーブル設計(日報、ユーザー)
  3. 認証設定
  4. コードに環境変数設定

最大の壁: Row Level Security(RLS)

「なぜかデータが取得できない」問題に2日ハマりました。

解決策(ChatGPTが教えてくれた):

-- 自分のチームの日報だけ見える設定
create policy "チームメンバーは日報を閲覧可能"
on daily_reports for select
using (team_id = auth.jwt() ->> 'team_id');

Day 12-13: デプロイ

Vercelへのデプロイ:

  1. GitHubにコードをプッシュ
  2. Vercelでリポジトリ接続
  3. 環境変数を設定
  4. デプロイボタンを押す

トラブル: ビルドエラーが3回。全部ChatGPTに聞いて解決。

Day 14: MVP完成!

動くものができました。

できたもの:

  • Googleログイン
  • 日報の投稿
  • チームの日報一覧表示
  • シンプルなダッシュボード

できなかったもの(将来対応):

  • 検索機能
  • コメント機能
  • 通知機能

費用

項目 費用
Bolt.new $20/月
Supabase 無料枠
Vercel 無料枠
ChatGPT Plus $20/月
合計 $40/月

ぶつかった壁トップ3

1. 「コードの意味がわからない」

解決策: AIに「このコードを初心者向けに1行ずつ説明して」と聞く

2. 「エラーが読めない」

解決策: エラーメッセージをそのままAIに投げる

3. 「何から手をつければいいかわからない」

解決策: 「○○を作りたい。最初の一歩を教えて」と聞く

非エンジニアが感じた「AIツールの限界」

できること

  • 基本的な画面生成
  • CRUD機能の実装
  • エラー解決の補助
  • 学習のサポート

できないこと(今のところ)

  • 複雑なビジネスロジック
  • 最適な設計判断
  • セキュリティの担保
  • パフォーマンス最適化

結論: MVPは作れる。でも本格的なプロダクトには、いずれ学習が必要。

今後の計画

  1. ユーザーテスト - 元同僚5人に使ってもらう
  2. フィードバック収集 - 必要な機能を見極める
  3. 学習継続 - TypeScriptの基礎を学ぶ
  4. 改善 - フィードバックをもとに機能追加

非エンジニアへのアドバイス

1. 「学んでから作る」は罠

作りながら学ぶほうが100倍速い。

2. 最初は「最小」で

欲しい機能の10%だけ作る。それで十分。

3. AIに頼りまくる

恥ずかしくない。最高の先生が24時間対応してくれると思えばいい。

4. 完璧を求めない

「動く」ことが最優先。きれいなコードは後から。

まとめ

Before After
3年間何も作れなかった 2週間でMVP完成
「プログラミング難しそう」 「AIがあれば何とかなる」
機能要望を出す側 自分で作る側

AIとノーコードの組み合わせは、「作る」のハードルを劇的に下げました

プログラミングを学ぶ必要がなくなったわけではありません。でも、「まず作ってみる」ことができるようになった。これは革命的な変化です。

あなたも、今日から「作る側」になれます。


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